物流拠点を適切に配置して、配送効率の向上や商品の適正な在庫量を維持すること。 輸送・保管・荷役・流通加工の作業を省力化・合理化すること。

受注から出荷までの情報を円滑化すること。 物流コストを最小にすること。
一方、ロジスティクスは、収益性の向上(売上増大・利益拡大)を目的としています。 企業の組織には、「調達の論理」「生産の論理」「販売の論理」「物流の論理」が厳然と存在します。
ロジスティクスはそれらの論理を乗り越えて、調達・生産・販売・物流を含めた「物の動き」の「全体最適」を目指します。 つまり、顧客満足を第一義にして、「物の動き」に関して社内の「全体最適」を求めるとともに、社外のサプライヤーから最終顧客に至るまでの各チャネル全体の「物の動き」の「全体最適」を求めて収益の向上を図るものです。
物流の機能は、商品の生産者から消費者に至る空間的・時間的隔たりを克服する物理的な経済活動で、サブ機能として輸送・保管・荷役・包装・流通加工・情報がある。 物流は単なる物の流れではなく、経済活動である流通の物理的側面を指しているといえます。
そして、物流の本来的機能は「生産された商品を消費者まで届ける過程にかかわる諸活動」とか「必要な品物を必要な場所に必要なときに適正な価格で届けること」といわれています。 これはいわば、顧客への商品供給活動であり、需要への充足という「需要充足機能」といえます。
一方、ロジスティクスの機能についてみると販売促進や販売支援など「需要創造機能」と需要と供給をマッチさせる「需給調整統合機能」とがあります。 わが国の経済は若干回復のきざしが見えてきたとはいえ、厳しい状況にあることに変わりがない。
今後経済成長があまり期待できないなかで、企業は厳しい販売競争に打ち勝っていかなければなりません。 このような厳しい経済状況のなかで、企業が売上げ増をねらうには、商品開発、商品の差別化や販売活動の高度化だけでなく、顧客サービス(物流サービス)を差別化して、他社よりすぐれたものにする必要があります。

つまり、最近は商品の品質や価格は似たり寄ったりで差をつけることがむずかしくなっていますので、顧客サービスで他社に差をつけるという販売競争手段として物流を位置づける必要が出てきています。 これはいわば物流を商品力と考えているからです。
物流が商流の一部を受けもつこと、つまり販売促進や販売支援など「需要創造機能」なのです。 さらに多品種化によって、市場での売れ行きが不透明なことや、ライフ・サイクルの短縮化によって市場の動向が見えにくくなっているため、ちょっと油断すると品切れや在庫が増えてしまいます。

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